2015年2月10日火曜日

面白い授業 Whole Food v.s. Costco

のぶです。今週また雪がひどく、学校は今日・明日と休校になりました。

さて、先週出た授業で、面白かった授業を簡単にご紹介させてください。Retailing (日本語で「小売」でしょうか?)というクラスで、もともとStop & ShopというスーパーマーケットチェーンのCEOをしていた先生が教えているクラス。CostcoとWhole Foodsというスーパーの比較のケースでした。

Costcoは、日本にも展開しているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、会員制で倉庫型卸売・小売を展開。天井の高い空間に品物が束になっておかれており、個人商店を持っている方や、家族でまとめ買いをするような方が主なお客さんです。

Costco
















Whole Foodsは主に都会にお店を設けており、有機の食品や健康にいい品物を中心に販売。Costcoの価格帯は一般的なお店より20%安く、収益のほとんどを年会費で集めているのに対して、Whole Foodsは一般的なお店より20%高く価格を設定。お店の雰囲気にも気を使っています。

 Whole Foods















面白いと思ったのは、全然Value Propositionの違うこの二つの会社ですが、顧客層は実は似通いっているということ。実際、クラスの始めに、「両方のお店で買い物する人はいますか?」と先生が聞くと、クラスの半分(50人)くらいが手を挙げていました。

授業では、まず2つの会社の特徴についてまとめた後、どちらの会社がよりいま優位な立場にあるかということを議論。McKinsey -> Bain Capitalの優秀な(はずの)学生が、「不景気の時は、一般管理費(SG&A)が高いWhole Foodsは、マーケティングコストを減らしたり、人件費を減らす余地があるのに対して、Costcoはほとんどマージンなしで売っているから赤字になりうる。Whole Foodsの方が優位」と発言。

すぐに教授から突っ込みが入り、「一般管理費やマーケティングコストを削って、本当に売り上げを保てるのか?お店の雰囲気に影響はないのか?」、「不景気の時は、安いCostcoにお客さんが行かないか?」など、いろいろ議論が発展していきました。

結局まとめとしては、不景気の時は、すごく安いお店とプレミアムのお店の両方が残るものの、バリューが明確でない中間層が苦しむ。また、Whole Foodsはいままではよかったが、既にある程度マーケットに浸透した現段階で、今後お店の数を増やしても、カニバライゼーションを起こす。それに対して、Costcoはビジネスモデルを海外にもっていきやすいのでまだ拡大可能で優位、という結論で終わりました。

このクラスは他にも面白いケースがいくつもありそうなので、時間を見つけ次第、書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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